センター試験の混乱報道から思うこと

近頃の報道を見るに今年のセンター試験は例年以上に様々な混乱があったようです。問題の配布忘れ、カンニング疑惑、雑音など内容としてはありがちなものだと思いますが、その結果による再試験者の人数がかなり多かったようです。
 私自身がセンター試験を受験したのは十七年前ですが、私が受験したころはこうした混乱はあまり多くはなかったように思います。少なくとも顕在化することは少なかったのではないかと思います。
 ではなぜ今回のように大きく報道されるほどの混乱が起こったのでしょうか。それはやはり受験生の情報発信力が高まったためではないかと思います。今回の大規模な報道はインターネットがその遠因ではないかと思うのです。そして、今回のセンター試験においては混乱(問題)が増加したのではなく、顕在化というのが実態ではないかと私は考えます。
 さらに、センター試験自体にも種々の問題があることは否定できないことだと思います。試験の内容や方法、その趣旨についても様々な批判があることと思います。実際のところ、私自身もセンター試験の存在意義がいまひとつ理解できません。効率が良いという見方もできるのでしょうが、個々の大学側に入学試験についての努力を求めることも必要ではないかと思うのです。センター試験は入学者選抜という作業における学校側の一種の業務放棄という側面は否定できないところだと思います。